これまではフロントガラスの内側に前方から見やすいように貼り付けていた車検標章(ステッカー)ですが、
2023年7月3日から貼り付ける位置が変更になりました。
変更位置は、「前方かつ運転者席から見やすい位置(運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置)」
要は、フロントガラス運転席右側の上部となります。
画像:国土交通省より
◇位置の変更の目的は?・・・
運転者が車検期日を確認しやすくし、車検切れにならないようにするためのようです。
◇すでに中央付近に貼り付けてあるステッカー…貼り替える必要は?・・・
すでに貼り付けてある車両の場合は、いますぐ貼り替える必要はありません。
2023年7月3日以降に車検を受けて新しく車検ステッカーを貼る際に適用となります。
◇そもそも、車検ステッカーは貼らないとダメなの?・・・
道路運送車両法第66条では、「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」と定められています。
万一、車検ステッカー(検査標章)を貼らずに公道を運転すると、道路運送車両法第109条9により50万円以下の罰金が科されます。
車検を受けて、新たに発行された車検ステッカーが手元にきたら忘れずすぐ貼り替えましょう。